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SCENE51
目覚めて、そして動き出す時間
生真面目真面目不真面目と
僕は神様じゃないから
絡みあう運命のその先もわからずに
迫り来る闇の気配と輝きのプリンセス
すり抜ける、その視線の先にあるもの
天上の青よ、願わくば
目覚めた眠り姫は、至高の称号へと手を伸ばす
その指先が触れ合うまで、あと少し
運命の女神の手をとって
雪振る国へと
雪の中ともに見る夢が、どうかどうか幻でなからんことを
いつまでも、君の隣で眠らせて
懐かしい土地に、面影のゆらぐように
覚めやらぬ夢の名残に
だから私は、生きねばならない
この悪夢こそが、幻であれと
奈落の私に、光の手の差し伸べられて
嵐の前の風のそよぎに、震えるばかりの若葉の便り
それがサヴァの魔法を解く
剣とドレス
託されたものの重さ、焼き切られる過去
一と一でなる無限大というもの
小さな命に、今しばしの安らぎを
生きるための、分かれ道
避けられた別れ、いずれ来る別れ
翻弄される町と町の間で
消え行く炎と動き出した未来のために
耐えるしかない、それが手立てと仰るなら
逃げる時間に、終止符は打たれた
慕う心のかすかにさざめいて
ノヴァの御旗のもとに
小さき凱旋
そして歓喜へと
騎士道とはかく死ぬべきものと見つけたるか?
光に包まれて、名残の果実が乗せられる
砂漠に現れたあらぶる魔剣
聖痕の共鳴
血脈のしがらみの影に
闇の発動
血脈のいたずらに遊ばれて
ひとつが終わり、またひとつ始まる
咲く花の色も棘も昔に似て
父娘の偽り、姉弟の真実
騎士の有頂天へといざなう祈り
翡翠の竜と赤い竜騎士
それぞれ、おのが心にあるもののために
誓約、それは永遠の祈り
新たな輝きの中で、始まる影もあり
半身を失う、それこそがさだめ
そして君を探しに行く
 
後日譚<眠る>