その二拾参・後編
<のぼれぼれ神殺しの階段・後編>

わけありの弥生さん、とうとうとしゃべり始めます。
長いです。あんたホントに怪我人?

ん?
ん?
んんん?
あの、私すでにそれ持ってるんですけど。
するてぇと、何ですか、私、
クエを受ける前にアイテム集めしてたんですか?
「基本やろ。甲府の人間がわざわざ雑賀まで来て依頼受けてから『さあ集めよか』なんて、効率悪すぎや」
そ、そりゃ一理ありますが。
とにかく、手元にトリコロール(青・白・赤のキーアイテム)はある。
いったん話を切って、再び弥生さんに話しかけると…

こうなります。大変分かりやすい。
すると、弥生さんは、

そう言うことをのたまいます。
玄武?

ああ、…さっきからここでくわくわやってる、弥生さんのペットだと思った。
こいつとやれ、と。

さすが四神のオーラスを飾るだけあって、赤・白・青とは違って少し強め。回りも人間でいやらしいアルゴを想像させます。

しかし、特化などなかった昔は確かに手ごわい敵だったかも知れませんが、向こうのアルゴがいやらしくなっても、こっちには特化がある。
陰陽師さん「いけ、ガメラ対キングコング!」
そして、召喚系の攻撃術「百鬼夜行」がガメラ…じゃない、玄武に炸裂。
SS取り下手だなぁ、自分。

そして玄武は力尽き…

亀の甲をおとしました。
装備するとなったら、やっぱり背中なんですかね、で、「ぱふぱふ」とかしたくなっちゃうんでしょうかね(混ざってる混ざってる)

冗談はともかくとして、玄武を倒した徒党に、弥生さんは、自分がケガして動けない分、千引の石洞穴にいる「若雷と戦って」と仰る。
まあ、この手のクエストで問題丸投げされることは普通にあること、さっそく千引にゴー。

若雷さん。
千引の石洞穴(以下「千引」)は、良質の入魂材、それから目録断片、そして何よりこの若雷チャレンジでいつもにぎわしいダンジョンです。
このときも、若雷さんは大人気で、待ち徒党のある模様。
周りに赤ネーム(襲ってくる敵)がいるので、余り余計な動きはできませんが、まあとにかく待ちましょうか。

若雷さんの後ろにある、千引を千引たらしめている石の扉。
注連縄にお札。きっとあのお札ははがしてもはがしても出てくる…(混ざってる混ざってる)
神代の昔、イザナミとイザナギはこの岩越しに会話したのです。
ミ「一日に千人殺してやる」
ギ「では一日千五百人生まれるようにしよう」
古事記か日本書紀の頭の部分だけでも読むと、この辺、大変奥深いですよ。NPCの名前とかも。

順番が来たのでいざ対戦。
実は、若雷の元に来る前に、弥生産から特別なアイテムをもらっています(封印の宝珠)。
投げるとちょっと弱体かするというアイテムなのですが、これ、徒党で一個しか効力がない。
つまり、何度も若雷の相手をしている人は、余ってるってことですね。
徒党で一個しか使わないのに、なんで人数分作るんだろう。
弥生さんの内職?

さすがにこれぐらいのクラスになってくると、技も結構やらしいのが多いです。一番困るのが
「詠唱韻・極」
これをかけられると、大技(術)がいつ飛んでくるか分かったものではありません。
そんなときに便利なのが「全体看破」。
徒党に一人は全体看破。便利便利。
若雷と愉快な仲間、詠唱韻を消されてます。

ここでもやっぱり基本は「1固定、お供から」。
ボス級のアルゴになると(合戦の武将でもそうですが)、なぜか、どんな敵でも「蘇生」を持っている。
生き返られたら激しく厄介。
金縛り、みね打ち、痺れ斬りなどなど、とにかく若雷の動きを封じてお供からつぶす。
ちなみにこのとき召喚されている式神さんは、「姫」こと治癒系の幽姫型。言い具合に癒されます。

お供を倒した時点で、若雷に集中攻撃。もちろん、行動をとめながら技や術をぷちこんでいきます。
そしてとどめは、なぜか今回アタッカーで二刀流している家人サモ。

とりあえず、若雷も倒した…
そしたら、その事実を弥生さんに報告しなければならないらしい。
あー忙し。
リレミトリレミト〜

弥生さん、これで一件落着、と、深々と礼。
「貴女のように、四神を倒し、若雷に耐えうる力のある方だからこそお頼みできた仕事、余人ではそのまがまがしい気に命を落としていることでしょう、このことは内密に」
内密にったって…もうたおしちゃったじゃん。
まずは内職して、ケガを直しなさいな。

そうしてもらえたのが、このアイテム。
「四神を若雷を倒しえたあなたなら、この道しるべで入れる『三輪山』でも、きっと何か売るものがあるでしょう
とは、弥生さんの言葉。
どうしよう…
おいら本当に、神殺しになっちゃったよ

…そういうわけなんですよ、みぃさん。
まだ三輪山の中入ったことないですけど、今度来たらお願いしますね。
私のために脱皮…あいや、ひと肌脱いでください。



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