その四
<いろはちゃんはお年頃>

「あのねお父様、いろは、よりきになりたいの」
「そーだなー、いろはももう16歳だからなー。パパ思いっ切り手伝っちゃうぞー」
※レベルのことを「○歳」と言うのはこのゲームでのスラングみたいなものです。

「ほーら、野武士首領への手紙だーこれを持っていると安心だぞー」
「わーいパパありがとー
 でもね、いろはもっとほしいものがあるの」
「はっはっはっ、いろははわがままだなぁ、それはなんだ?

「えーとね… 勲功
「それをはよゆわんかぼけっ 無理して野武士狩りをしてしまったではないか」
「どうすれば勲功たまる?」(えぐえぐ)
「…火矢でも納めてきなさい」(肩ぽむ)

「火矢いっぱいもってきましたーこれで与力になりますか?」
こんなこともあろうかと、弟神主がためておいた火矢をごっそり納めたいろはちゃん、勲功1800、条件は十分のようです。

 すると別当さんが、こんなことを言いました。どうやら与力になれるみたいです。
 でも、上層部が反対ってことは…あんな名前やこんな名前の人が「いやいや、清原殿の娘御はまだ与力には早ようございます」なんてことを言いでもしたのでしょうか(父はすでに過労…あいや、家老。)

普段むやみに話しかけると「私は別当殿と同じほど忙しいのだ」と怒ってしまう侍所衆さん。
でも今回ばかりは様子が違います。
どうやら、野武士の本当の首領を探し、それを成敗せよということのようで…
「あー、ひょっとしたらあの手紙かなー」

「手紙って、これのことですかー」
「ふむふむどれどれ」

「どうやら、この手紙に間違いはあるまい」

「合言葉は『曇り』ですねー、それじゃいってきまーす」

「パパー、夜なのー夜のうちにやっちゃうのー」
「うーむ、パパは(リアルでも)かなり眠いんだがなー 
 もうこうなったら最後まで付き合っちゃうぞー」

そして、目的の場所に、尼さんが一人。(パパの意識半ば吹っ飛び中)
「明日の天気はどうかしら?」と尋ねられて、
「んー、曇りかなー」と答えると…

「ぬばっ」と怪しげな男登場、どうやらこれが首領らしいです。

「見ねぇツラだな、俺に何の用だ」
とすごむ首領に、いろはちゃんはほがらかに要ったのでありました。
「はい、あなたを成敗に来ました!」

こう朗らかに成敗宣言だされたらね怪しげな首領様も笑うしかかありません。
もちろん、戦闘に突入です。

戦闘と言っても、いろはちゃんはまだ16歳、方やこのおじさんは32歳です。
このあと三連撃を食らって体力が半減してしまいます。
「よーし、パパがんばっちゃうぞー」

パパの出番となれば、もういろはちゃんに出番はありません、レベル56の人間トーチカが反撃+後之先で軽く片付け…

ぱららっぱぱーぱーぱー♪(勝利の音楽)
野武士首領のまげ、ゲットだぜ。
「よくやったぞいろは、ではパパは寝ちゃうぞー(zzzz)」

侍所に戻り、マゲをわたし、侍所衆さんと別当さんからそれぞれお褒めの言葉をいただき、あとは配属なわけですが…
「あなたが私の部隊長ですか?」
「いかにも」

…あ、「簡易外交手引書の人」だ…

スペックはこんなものですかね…
与力の部隊アイテムは改修もリーズナブルで使えるモノも多いのですが、この簡易外交手手引書、一体どうしましょう。知力と魅力アイテムだから、軍学系へ進むにはもしかしたらいいアイテムかもしれませんね。まだ進路決まってないけど…
なやみのつきないいろはちゃんでした。まる。



トップへ
トップへ
戻る
戻る



 (C)2003-2007 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.