その拾壱
<イナカモノでいこう>

2004年11月4日、メンテナンス時間が終わったので、ゲームに接続すると、お決まりの外交変化ページが出てくるわけですが、今日はこんな感じでした。
さ、斎藤滅亡ぉ?

地図を見ると、斎藤家の白波マークがあった美濃国が、武田菱に変更されていました。
どうやら、本気で落ちてしまった様子です。
美濃国の稲葉山城は、甲府よりはるかに物流も交流もある町です。
敵対状態に入ると、国に入るだけでNPC兵士に襲われるわけですから、周りの国がこぞって武田とひとまず仲良くしたいというのが、地図の関係図に如実に現れます。

道三のおっちゃん…
半年、お疲れ様。
最後のほうは、一週間に10回以上も敗走しちゃってたね。

そんなわけで…
これまで、数えるほどにしか言ったことがない稲葉山ってどういうところか、ちょっと探検したくなってきました。
なんでも、時間によっては、キャラクター表示が追いつかなくなるほどの混雑だとか。
いつもだと、美濃に入るとたんに襲ってくるはずの関所兵も、同じ家紋になったらおとなしくなっちゃうものです。

画像がちょっとえぐいですね。画面明るくしようとして失敗しました。
さておき。
甲府がいつまでも春なら、稲葉山はいつまでも秋。道々の木も綺麗に色づいています。

稲葉山前に着いたら、夜になっていました。
稲葉山は、東から来る人と西側から来る人と、ちょうどうまく落ち合える地点のようで、中もさりながら門前も青い
マーク(誰か徒党に誘ってください、の意味)を出しています。

中は、正直なところ、広い。甲府よりずっと広いです。両替前も↑こんな具合で人だかりも何のその。
NPCのお店もここに多数固まっているので、雑貨や材料関係は両替とその近辺で買うことができ、専門的なお店も、ほぼ道一本にかたまっている、生産が堪能な人には優しいつくり。

そして、甲府にはない屋台も、ちらほら見られます。(画像のかじやさんは、NPCのお店ではありません。下問とお名前を伏せさせていただきました。)
鈴虫の篭みたいなのがつるしてあったり、「天麩羅」とか暖簾に書いてあったり、屋台そのものが甲府にないので、これ目新しいですね。
この時代に天麩羅が屋台になるほど民間に浸透していたのかというのは別の問題として。

しかし、稲葉山の一番すごいところは、その人の多さ。
取引にかんする広範囲発言(ピンクの文字)が飛び交い、低スペックPCでは名前だけが右往左往するという(人が多すぎてPCキャラクター画像処理能力がおいつかない)魔の都。(言い過ぎか。言いすぎですね、ごめんなさい)。
まずとある地点にじっとたっていると、じわじわ人が見え始め…

最終的には、これだけの人がいたことになる、と。(これでもまだ処理と中華も)
私が稲葉山にいた時間は、メンテナンスが空けて比較的間もないころだったので、メンテナンス直前までやっていた合戦の結果を知らないでセーブして、そのとき入ってきた人は、もう一度ログインしたら、いままで素通りしてきた名もない警護の人が襲ってくるのでパニックだったと思うのです。
その中で、斎藤家の方や、武田の人が、斎藤の人が無事脱出できるように強行徒党を組んだり、神隠し支援なんかやっていました。
私も、町一周回ってきましたけど、誰も強行徒党入ってきませんでした。
みんな無事でられたかなぁ。

そこで、モニターの前の因香さんのリアルに変調が…
たくさんの人がとことこ歩く画像+自分でも動き回って視点がぐるぐる+画面を集中的に見すぎて眼精疲労に襲われて、3D酔いをしてしまったのです。
それでも、せっかく稲葉山まできたんだし、と、足りなかった薬を補給。
でも、ラグで人が見えなくて、見つけて買うまで大変でした。

緊張が一気にとけた因香さん(リアル)、

すでにおうちに帰りたい状態。

帰り道の信濃で弱音を吐く私。
たしなめているのは一所に徒党で移動してた鍛冶屋さん。
眼精疲労も悪化、頭くるくる。

そして帰ってきた甲府のなんとすっからかんのことか。
(一応、夕飯時だったから、いつもならちらほらでも人がいるはずなんだけどな。)


紆余曲折があって、美濃を手にしてしまった武田家です。
これからどうなるんでしょうね。
稲葉山が使えるようになったのは嬉しいけど、私は甲府拠点で全然こまってないので…
(もちろん、いろんな都合で、稲葉山が本拠になるって言うのにメリットを見出している人はいるわけで…むにゅらむにゅら。)
しばらく烈風伝鯖は外交的にいろいろありそうです。



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