その八
<鬼と仁王と阿修羅まん>

これはちょっと古い地図ですが、改めて撮影に行くのはあとにするとして…

近江にある比叡山に行ってきました。
LV45にならないと受けられない「比叡山クエスト」に、やっとお誘いの口があっていってきたのです。
このクエストをうけてもらえるアイテムは、比叡山の奥でハイレベルな探検をするには絶対必要なもの。

今週は合戦週になってしまったのですが、このクエストは希望者が集まって一派に進めたほうが効率がいいので、今夜はお休みです。

じつは、このクエストを受けることになる直前に、使用端末をノートからデスクトップに変更しました。
(でも心はまだマカーなんだもん)
スクリーンショット作成ソフトも入れて、準備万端のはずだったのですが…
設定をミスって導入部の撮影に失敗しました。
要約すると、最近比叡山の風紀が乱れてきて、原因は比叡山の奥にあやかしがはびこっているかららしい。退治するにはそれなりの能力を持っていることが要求されるからテストさせてくれ、合格するなら比叡山の奥に入れる証の品を与えよう。そんなかんじです。
テストの内容は、比叡山に帰依している三匹のモンスターを倒せというもの。
そのうちの二匹は、一日一回(すなわちリアルでは一時間に一回)しかPOPしないのです。
目の前で、最初の試験対称を倒されてしまった私たちは、ここで一時間待つことに。

わかってはいるけど、わかないね…
とおもっていたら、

ぬっ、ってかんじでわきました。
これが最初のテストか。でかいなぁ。


なんて、結構まともなことばしゃべるんじゃん、とかおもっていたら、攻撃がおもいおもい。
防御力には自他共に認めるところがある鍛冶屋さんもおもわずのけぞる「叩き割り」。
自分に来なくてよかったと、詠唱付与かけながら思う私。
あ、この鍛冶屋さんの名誉のために行っておきますが、鍛冶屋さんには、よろいの防御力をあげる「鎧の極み」という技能があります。だから、この鬼の攻撃も、画面の割には結構入ってないのです。
しかもこの鬼、見た目とは裏腹にLV45しかないし。

そんなわけで、あっさり終了。
「幸先いいねー」
「次の不動はじきにわくみたいだよー」
なんてことを話しながら次の関門に行ったとき、プチ悲劇は待っていたのです。

次のテストはこの金剛さん。仁王さんですね。
みなさん丹と技能はいいですかー、いきますよーと話しかけ、

なーんてばかにするんじゃないわよーと戦闘に突入したのはいいのですが…

この金剛さんの徒党、なかなかチームワークがよくてらっしゃる。
アンデット系は攻撃時に、HPダメージに加えてMPダメージをしてくることがよくあるんですが、その「怨念撃」がこちら側に大炸裂。あげくには「脱力の踊り」という、MPが大激減する術をかけられ、
「うわー術がかけられないー」
「ぴよるー」(MPがそこを尽きると、ある程度回復するまで自動的に麻痺状態になる。麻痺すると行動がキャンセルされるのでかなりつららい)
あえなく撃沈。7人全員って言うのはこのごろ合戦でも経験してないなぁ…
「荒野を走る死神の列〜♪」「幽霊だろ?」
そんな冗談を言いながら、何とか通りすがりの徒党に回復してもらうも、しんがりの侍さんが時間切れ成仏で甲斐に逆戻り。(幽霊時間が長すぎるとそういうことがある。)
大変なことになりました。

甲斐にとばされた侍が戻ってくる間に対策会議。婆はあれこれやられると面倒だから最初にやろう、とか、あーたらこーたらやっている間に、合流もできたし再挑戦。
打ち合わせにしたがって、冷静に、あくまで冷静に。
考えてみたら、合戦のボスも同じようなLVや構成じゃないか、合戦で勝ててダンジョンボスに負けるはずがない。
なんか、努力と根性と感動のRPGものみたいになってきましたが、そんなこんなで不動さんを無事撃破、二つ目のテストも無事終了したのでした。

最後のテストは、不動さんがいたすぐ後ろのお坊さんに話しかけるらしいです…

これが、最後のテストの阿修羅。
ほかの徒党が戦っているのをしばらく見ていたわけですが、この阿修羅、動画でお送りできないのが残念なほど、軽快なフットワークで戦っているのですよ。
「ほんまいいフットワークしてるよねー」
「そだねー」
徒党のみんなと一緒に、ぽかーんとしている…場合じゃない。次は、私たちが戦うわけですから、見とれながら作戦会議。
メンバーの知り合いの人が同じクエストを受けに来ていたようで、話を聞いた結論が「不動と同じ対策法でいける」。
・婆は面倒な術をかけるから最優先
・全体回復をかけるやつがそのつぎ
・阿修羅とそのほかはそれから
こんなことを打ち合わせして、いざ阿修羅と勝負です。

傾向と対策さえしっかりしていれば怖くない。備えあれば憂いなし。
実に私たちは冷静に戦闘していたような気がします。
途中で、鎧の極みが切れた鍛冶屋さんが阿修羅に1800ダメージくらってあぶなくなったりしたけど、そのときも当たり前のように回復がとんだりしていましたからね。

さて、阿修羅さんの変なポーズといえばこれ。
気持ちはわかるんですよ、きもちは。
でも、仏教の守護神が六芒星って何さ。
まあ、かっこいいから、許す。
目玉べろーんの鬼とか、ふんどし丸見えの仁王とか、そういうのにくらべたらはるかに見目がいいしね。
いかにもモンスターなのに美形(美人もいるけどね)って、なかなかないような気がしますよ、はい。

そんなこんなで阿修羅を倒し、そこにいた阿修羅をだしたあじゃりさんに報告。すると、あじゃりさんは私を(私たちを、か)拝んで、テストの合格を教えてくれました。

後はもらうものをもらうだけです。

これが比叡山の奥へのパスポートです。
持っていればいいみたいです。
クエスト実行最低LVが45なのにLV21からもてる変なアイテムです。
でもこれがないと、比叡山の奥「叢雲堂」にはいれないのです。
その比叡山の置くのは梨については、また機会があればということで。

実は、このクエストを受けながら、合戦の実況を聞いていたわけですが、
なんと、斉藤道三に挑戦して、撃破したという一報が!
武田さんちはいったいどうしたというのだ!



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