その伍
<戦にまつわるエトセトラ>

戦国時代はいつもどこかで合戦が起きているわけです。
まあ、合戦がしょっちゅうあったから戦国時代なわけですけどね。
各地の合戦場では今週も悲喜こもごもの合戦模様が繰り広げられているわけです。
そういうわけで、前回の戦(ぼろぼろに負けました)から半月、また合戦が始まりました。
相手はもちろん斎藤家。どうもしばらく腐れ縁になりそうです。
道三のおっちゃん、しばらくお世話になります。


合戦を最終的に決定するのは、プレイヤーが「献策」というかたちで、
・どこと仲良くするか
・どこと合戦したいか
・どの国を優先的に強くするか(武田には甲斐と詩なのがあるのでこの献策があります)
を投票することによって決まるようです。(合戦の発生条件を詳しく聞いた様な気がするのですがわたしにはよく理解できませんでした)

その投票によって、周辺各国との仲が、よくなったり悪くなったりします。
勢力情報はメニューから確認ができるわけですが、敵対国(うっかりはいると襲われたりする)なんか、いかにも真っ赤で危なげなかんじ。

その四からその六の間に、すでに二回合戦がはいっています。
本当のプレイリポートなら、ほとんどリアルタイムに合戦の様子なんかを伝えるべきなのでしょうが、気がついたらスクリーンショットを取る準備なんか忘れている有様で、あまりプレイリポートの役割を果たしていません。
ドキュメントちっくなものはほとんどかけなくて、きがついたら徒党とか解散して
「ああ、レポート用のスクリーンショットとれなかったな…」
そんな感じです。
早くも文字のだけリポートに逃げそうな気配です。せっかくHP作成ソフト新調したりしたのに。

合戦をリアルタイムで伝えることができないので、合戦場がどんなところか、ざっと見回ることにしました。
斉藤家と武田家の合戦は、「木曽川」という場所で行われます。これは、合戦のときにしか入ることができないダンジョンみたいなものです。
本陣・小荷駄に、陣が九つあります。
陣取り表と陣の位置は必ずしも合致しません。陣の中の詳しい情景は、戦略物資にある意味なりますので、詳しい場所はここではかきません。
武将を討ち取ると、陣の中の家紋が討ち取った勢力のものになり、そのすぐ後ろの陣が「弱体化」といって、人数が減ります。
具体的には、斉藤家右先の武将を討ち取り、武田家が占領すると、斉藤家右中の武将の人数が5人になります。
これはどこの合戦でも一緒です。

陣を取るには、結構な手順が必要です。
陣を守るように配置されているNPCや、武将と戦うために近づく徒党のマゲを狙う徒党など、そういう妨害をかいくぐって武将と戦うわけです。
陣を取るもの、守るもの、そういった人たちで、陣は時としてごったがえします。
文字通り、端末のキャパシティを越える戦いが繰り広げられるのです。
でも、それをかいくぐって武将を討ち取るのは、気分がいいものですよ。
もっとも私は、戦場のNPCを相手するのも好きですけど。

合戦での手柄は、武将討ち取りだけではありません。
敵陣のひとつひとつに、最初に入ると「一番槍」の功績が加算されます。
陣取り一回あたりに一回しかできない上に、一番やりをとると「誰々、どこどこ陣の一番槍!」とタイ゛アログで戦場中に知らされるので、一番やりに一生懸命な人もいるぐらいです。
↑、実は、わたしも一回だけとりました。これはそのときの貴重な記録。
ただ、これには裏話がありまして…
陣取りのために武将と戦うときに、余計なNPCやPCに引っかからないように、「囮」役がそれを引き受けるというのが、慣習になっています。
その囮役の一人に申し出たのはいいのですが…

走る方向、間違えました。(ちゅどーん)

だから、この一番槍は取ろうと思ってとろうとしたものではなく、またとろうとしたらたぶん私にはもう無理なんじゃないかなぁ…と。

ここは、武田家側の陣取り戦でもっとも熱い場所のひとつ、中中備(なかなかぞなえ)陣、通称「はらはら陣」です。
(詳しい場所は戦略情報なんで秘密。ネットの海を泳げば地図を作った剛の者がいるので調べてみてね。)
「はらはら陣」の由来は、後ろを向いてる武将の原さんとこっち向いてる原さんがいるから「はらはら陣」。単純明快。
中中陣は、敵陣に非常に狙われやすい位置にあるので、よくこの原さんとこには陣取り徒党がやってきます。
原虎さんが後ろを向いているのは、敵に簡単に反応しないようにするためです。
陣をとられると、陣の武将の配下になっている武田家PCが、合戦場にはいれなくなるので、自分の陣の武将が討ち取られてないか、それは注意しないといけません。
因香が所属している武田義信君は右後備という比較的奥のほうになりますが、それだって、戦況いかんによってはうちとられてしまいます。
戦況は水物なんですよ、ええ。

今日も合戦場に日がくれます…
毎回毎回合戦のたびにみんな一生懸命です。
合戦というシステムで認められたこの場所に、行くも行かないもプレイヤー次第。
結構楽しんでます。

ええ、たまにへこみますけどね。



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