その弐
<八百万の神達共に聞こし召せと畏み畏み申す人達>

「信長の野望オンライン」での一日は、現実での一時間に相当します。
そして、地方ごとに設定された季節は夜昼を繰り返してもも移ろうことなく、甲府はいつでも春うららです。
…って、桜吹雪のエフェクトがたまい重いよね、甲府って。
(現実時間)の午前中早いうちは、夜にはにぎわう町の中も、なんとなくひっそりムード。

甲府の町の中はざっとこんな感じ。他の町に比べると、コンパクトで用のある場所場所への間は短くていいのですが、それは裏を返せば単に狭い、と。
そんな街も住めば都、地図の左側の鳥居マークに…

私の職業としての職場である神社があります。アングルを見上げ加減にしたら無意味に大きくなりましたが、職業ごとの事務所ともいえる「寄合所」の中では、広いほうだと思います。
寄合所でできることは、日々のお給金を受け取ったり、国力(国の体力・合戦があると削れる)をあげるための内政クエストを受領/報告したりといった感じです。ああそうそう、昇進するときもここで話をききます。
神社本殿の階段はイベントに便利らしく、先日ここでオークションがあったそうです。なんでも、落札者は出品者とわかるように取引するため、最上段に上らされるとか。
お金がない因香はオークションとは無関係なので、早速中に入りましょう。

隣にいるのが、「本殿斎女(ほんでんときめ)」さん。平らにいえばこの神社の宮司で、職業としての上司です。
とてもほんやらとした口調で話しかけてくれるこのひとは、システム的にはレベル50(上限)に設定されているのですが、このほんやらした巫女さんが、何をどうしてレベル50になったものだか、私はそっちのほうに興味があります。
それはそうとして斎女さん、お給金ください。

…あちゃー。まだ前にもらって24時間たってなかったや。

顔色が悪いですね…自分(汗)
この人が神託者さん。他の職業ではまず神社によることもないでしょうが、この人は一回五文でおみくじを引かせてくれます。結果によっては何かいいことがあるかもしれません。
それより、私ら神職にとっては、ただのおみくじやさんというより、この人は特殊な存在で、昇進試験はこの人から話を聞くのですねー。
それもたとえぱ「えーと、清原さんの試験の内容は…『観光』です!」とか「『物資調達』!」とか、「がんばってくださいね〜」と手を振られたり、なんてライトなノリなんで、中に人が入ってるんじゃないかと思うほどです。
まあ、おみくじをひいたら、なんとなく、和むかもしれません。

目録くれる人を全部並べようとしたら、「神主戦隊モクロクレンジャー」みたいになったので、代表してひとりだけ。
神社には、目録という技能リストをくれる神職さんが何人かいます。
戦闘や生産をすると、経験値のほかに習得値というものが入手できます。それがある一定の量になると、覚えるためにセットした目録から技能をひとつ覚えます。(FF5のアビリティシステムみたいなものかな)
目録には、
・神職の心得
・神道
・祭式
・古神道
・雅楽
・神職の匠
があり、それぞれ難易度別に数冊に分かれています。数が多いか少ないかは、プレイしている人それぞれです。
2004年6月末、また目録が増えたみたいですね…私はまだもらってませんが。

多くのRPGの例にもれず、「信長の野望オイライン」も、自己研鑽が重要なファクターです。
でも、その言葉の意味するところは人それぞれ。
目録コンプリートを目指すもよし、目録はきにしないでマイペースでいくもよし。
わたしはあまりこだわらずに、楽しくやればいいかなと思うわけですよ。

このページを作っている途中に、徒党のお誘いがありました。
「目録断片集めダメ?」「地獄谷なんですけど」「来てほしいなぁ」
せめて「こんにちは」の挨拶ひとつあってもいいよなと、そう思ったのでありました。
よい子はまず「こんにちは」してから徒党のお誘いしましょうね。
(上の画像は、この文とは無関係です)



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