つきしろ

月は入り
  すばるも落ちて、
夜は今
  丑満の、
時は過ぎ
  うつろいゆくを、
我のみは
  ひとりしねむる。

<ギリシア・ローマ叙情詩選> 呉茂一訳
(岩波文庫 赤114−1)より

直前のページへ
直前のページへ