あてなさまといっしょキャラクター回顧録2
〜またの名を黄金の亭聖域支店〜
ここには、原典に出てくるキャラクターにあてがわれたキャラとその子供達をあつめました。
(あてがった原典キャラクターをぼかすために、五十音順でシャッフルしました)
詳しい設定も保存してあるのですが、かなり恥ずかしいので
若干回想モードでお送りしています。
いやぁ、若気の至りって怖いものですね。
アマルティアAmaltheia
「ココロの筋肉」所収の「BASSALIA」を思い出されたとしたら、その予想はビンゴでございます。
キャラクターに、こだわるところや偏るものがあると、言動の基準をすべてその偏っているものに置くの で造形がやりやすいということがあります。
で、アマルティアにこの話がどうして関係あるのかというと、彼女がその「偏ったところがあるゆえにうご かしやす」くなったキャラクターのひとりなのです。
アマルティアはアリサと同じ原典キャラクターに関係付けられています。アリサが彼の人間部分を動かす とすれば、アマルティアは彼の業界人としての部分に動かされたクチで、ひとすじにその彼に向かってい く様子は、かなり書きやすかったと思っています。
で、行くところまで行ってしまったわけです。(汗笑 ごく自然に、行き着くところに行き着いたんですね、こ れが…

所生…息子:ユージンEugene
アリサArisa
アリサという名前をつけたオリキャラは二人いますが、ここに出すのはキャラクターとして一人格もってい るほうのアリサです。
「あてなさま」の話の中には、筋立てが既存の漫画のとあるエピソードとまったく同じというものがいくつか ありまして、このアリサを登場させたのもそんな話のひとつでした。
あてがうことになった原典キャラクターが、みょうにセンチメンタルに変化して「え、これがあれ?」と、今 となっては読み返すのも恥ずかしい。
ただ、彼が原典の中でも、だんだん立場がアテナ側にいい意味で偏って造形も丸くなった印象を受けた ので、まあ結果オーライというやつでしょうか。
私自身もアリサをかなり気に入って、一度死んだのをまた生き返らすという反則技を使ったこともありま したっけなぁ(遠い目)
今にして思えば、「あてなさま」を書き続けていくほどに、あてがったはずの原典キャラとの中がなんとなく ギクシャクしていくのが、少しだけかわいそうに思ったりしたものでした。

所生…トゥールThor
アレスAres
なぞの人です。なぜか名前が男です。でも中身は女です。
まあ、女の名前なのに男というのが原典にも多いですから、この際細かいことはななしという方向で。
かのしざょが登場した話のあらすじは、配偶されたキャラクターの親がアレスの親に借金をして、その借 金を帳消しにするのがお互いの子供達を一緒にさせることだったと、そんな感じだったかと思います。
アレス本人が登場したのはそう新しいことでもないのですが、ものすごく事務的に登場したような気がし ます。最初のページのコンセプトにあるとおりですね。
でも、コンセプトに偏りすぎて、キャラクターのあう時を本当に生かせたものがかけていたのかと思えば、 そんな感じでもないです。事実、あまり記憶に残ってないですからね。
今、同じコンセプトで彼(アレスの相手になったキャラクターね)の話を書けといっても、はたしてアレスを 出す余地があるのかどうか、ものすみごくあやしいです。
自分が一番美しいと思っている彼が、一人二人女性をあてがわれたところで、そこで落ち着いたり満足 するとはとても思えないですね。
たまには、そういうこともあるですよ。はい。

所生…娘ハルモニアHarmonia、息子イアシオンIasion
クリオ・サラ・アル・マージClio=Sara=Al=Mauj
サラは、清原の一番最初に作ったオリキャラです。ソ連崩壊によって日の目を見た東ヨーロッパの小国 の姫君だとか言うトンデモな設定だった気がします。
クーデターで発足した軍事政権の首魁にその身柄を求められ、日本に逃げて隠れ暮らしていたのを、ひ ょっこりと配偶になるキャラクターに見つけられて、云々というはなしでした。「あてなさまといっしょ」の列 に便宜上入れましたが、サラは「あてなさま」にはでていず、一本別にかかれたキャラクターです。まあ、 そんなことは同でもいいか。機会があったら清書します。
で、配偶キャラとの間に紆余曲折があって生まれることになるのが↑の息子なわけですが、その紆余曲 折がありすぎてサラは出産せずに落命してしまいます。
しかし、彼女が持っていた胎児はグラード財団の技術研究チームによって摘出され、人工子宮のテスト ケースになって生きながらえるという、そんな話だったかとおもうでする。
よくあの原典でこの話を書くつもりになったな当時の私…今だったらどう書くだろう。そんな興味がわいて きます(すでに他人事)。

所生…息子・氷晶Kiyoaki
クリス・アストレアChris=astrea
今考えると、どうしてクリスを配して彼の話を囲うと思ったのか、いまひとつ当時の私の思考海路の理解 に苦しみます。
おそらく、人気のないキャラにこそ、とか、悪役と呼ばれるキャラクターにこそ、とか、そういう使命感みた いな物があったんじゃないのかな。「あてなさま」自体を誰に見せるというのでもないのに。
クリスは、不思議な出自を持っていまして、前ページもちょこと顔を出したアステリオンの従妹にあたりま す。何でアステリオンなのかな…顔かな。
そして、彼女は双子の妹と一緒に、業界に触れずに、まったく普通の女子学生をやっています。学校の 休み(ほら、聖闘士と同年代の一般人ってたいてい学生の場合が多いでしょ)に聖域に遊びに来て(来 たんか)で、対象キャラである某にほれ込まれた、と。
設定として、クリスは顔は程々だけど性格がいい、双子の妹ヘレンは顔は可愛いけど性格はさほどでも ないという図式があって、最初白銀の有象無象はヘレンにたかるんですが、某だけはクリスの性格と、 あと「磨けば光る原石ぐあい」を見いだしてしまうということがあったようです。結構細かい当たりまでスジ を思い出せる当たり、スジとしてはリライト候補の1人です。きにいっていたんだなぁ。

所生(設定だけ)…息子メリディオスMeridios、娘シェマリィChemary
クレア・クレアClea=Kleea
 今の「ステファノス」のアップロードぶんにちょっと出ているクレアの原型がこのクレア・クレアです。
 「あてなさま」ではなんと、エイリアンです。エイリアン、と言う言い方はおかしいかもしれません、神話の 時代からとある星座に住んでいるらしいニンフの類いのようです。姉妹多いです。10人じゃ聞かないくら い多いです。そのそれぞれが黄金聖闘士並みのESPを使いこなして空飛ぶわ念動力使うわ…今でも顔 をソラでかけるほど気にいりの一人です。「ステファノス」の方は能力傾向をちょっと変えてみました、と。
子供は、息子の方は父親の聖衣をうけつぐようなことになってます。生年が1984年…ということは、スト ーリーの始まった時点ではもういるんですね。父親(旦那)がもう家庭あってもよさそうな風貌なのに甘え たと言うのもあります、はい。

所生…息子ジュリアスJulius、娘クレオパトラ・クレアKleopatra=Kleea、カサンドラクレアKassandra=Kleea
シンシアCynthia
この人は異名が多くてどれでここに出せばいいかずいぶん迷いましたが、あてなさまに最初に出てきた 名前で出します。
「Stephanos」のブリトマルティスと同じです。「ステファノス」の世界が拡大するにつれて、後付でどんどん いろんな設定がついて、「ステファノス」の初期原稿では確かに落命したはずなのに、「あてなさま」てど はいつの間にか生き返ってます…人それを天恵という。かもしれない。
「ステファノス」では、彼女から子供生まれないことになっていますが、「あてなさま」では、隠れて生まれ ることになっているのですね、それでできたのがアルキュオネです。設定資料見たら生年月日1974年6 月18日って、おいおい同い年かよ。他にもシンシアの子供となるのは何人かいるのですが、そこまでの 経緯説明がはなはだ煩雑なため長女クレセントが代表(笑
シンシアもクレセントも、キャラクターとしてはすばらしく立ってます。困るほど立ってます。この系列は、 長く聖域に関わりつつ歴史を見守る宿命でも持っているのでしょうか、配偶がみんな「業界の人」なんで すよね、考えてみたら。シンシアの母はアレクサンドラと言いまして、彼女が結ばれるのがサガの父の従 兄弟、シンシアはそれとしてクレセントは聖域では絶えたとされていた名参謀家系の末裔をつなぎ、オル ティアは…と。いやはや、私も追うのが精いっぱい。
一度試みた、原典からオリキャラをはがしてオリジナルおに仕立て直す作業の結果、シンシアの話はだ いたい「翡翠の導き」に書きました。次はアルキュオーネです。さてさて、どうしたものやら。
所生(一部)…娘アルキュオーネ・クレセントAlkyone=Crescent
スカーレットScarlett
名前にするときは、最後のtを重ねないといけないようです。こうすると、「風とともに去りぬ」の主人公ス カーレットと 同じつづりになるそうです。
…つか、ごまかしようないよねこの名前。認めたくないものだな、若さ故のコマネチというものは。名前で 和漢ッチャ売って言うの多いですね。世界狭かったんだな、あ、今も狭いけどね。
子供のシャラルサートも、ヴェルゼのようにPBMでキャラクターにしたら、グループ内最年少ながら見事 に弾けてくれました。完全成人の暁には、おやじと同じ声で喋るのかなぁ、と、いらぬところまで想像して みたり。シャルがこういう具合なんで、グラフの影が薄い薄い(笑 シャルが聖衣継承、グラフが参謀で バックアップと言う、「あてなさま」的王道のパターンをだとるような記憶があります。

所生…息子:シャラルサートShalalsath、グラファルガスGraffargas
スピカSpica
説明のしようがなし。名前だけですべて物語ってまふな。
それでも説明しますと、対象キャラクター某の故郷で、不自由な生活を強いられた目の不自由な少女、 と。
ちょとまて、慈悲の心はなかったんじゃないんか、と、そう言う突っ込みはそれとして、慈悲を忘れるきっ かけの物語だったのかもしれませんなぁ…
そして、案の定、病弱であるスピカは夭折してゆくわけで…でも魂は某の預かる聖衣の中で生きてて、た まに某と会話してたりした、ようなことにあとでしたような覚えがあります。
恒星系の名前は諸刃の剣、諸刃の剣。
ティアラ・アイリスTiara=Iris
…あれはメルヘンでした。(汗
ティアラの設定も、クレア並に説明がつけられません。というわけで、「あてなさま」の世界には、聖域の 真上のどこかに「神界」的ものがあったようで、そこにはギリシアの神様とその縁者が住んでいて、時と 必要に応じて、あるいは何らかの懲罰的手段として、聖域やら外界やらにおりて人間のように活動して いた、ということをまず説明しておきます。で、ティアラは、
名前からして、ヘラ女神の陪神の虹の女神イリスの妹…だったかな、そう言う設定がありまして。…今考 えたら、対象キャラクターの某って神を義姉にもつことになる(汗。で、姉アイリスと喧嘩したか別の理由 かで、下界の某所(某の故郷)で暮らしていて、云々…というスジだったように記憶しています。某と結ば れ(というと人聞きが悪いけど、そういう関係はなかったと思うな)たことによって、神の資格を取り戻し て、でもティアラは某との生活を選んだ、的なありがちな設定だったかと。(ギリシア神のはしくれなのに 名前がどうして英語読みなのか、そっちのほうの突っ込みもノンノン)
 当時の私ってチャレンジャーだな、原典では悪人にしか見えないこのキャラクターに、ここまでさすなん て…

所生…なし
フーガFuga
場所はここでも良かったのかな(何 一家四人名前が縁語尽くしかい、と、察された向きもちゃぶ台は投 げないで下さい(笑そ
ういや、フーガと某のナレソメも不明だなぁ。お見合いだったっけ?本気で覚えてない(と資料をひっくり 返すことしばし)うわ、ほんとに不明だわ(笑)
『彼のことだから幼なじみかなにかであろう、というのが見解であるが…なにせ彼はなにも話してくれない からねえ…シャイだから。関係としては、彼はどんなに浮気をしても、結局はこのフーガに帰って来ると いう、ぴったりつかずまるっきり離れずの感じなのだろう。』
以上、キャラ表より。設定魔の自分なのに、たまにはこんなこともあるんだ。

所生…アルトAlto、リュートLuto
ヘリオドーラHeliodora
ヘリオドーラは「ステファノス」限定設定で、「あてなさま」ではないことになっています。
もともと「あてなさま」の関係部分が独立して構想がより細部まで展開したのが「ステファノス」なんです が、その複雑になった設定がゆえに結局どちらかにしか出ないキャラクタへが発生して、ヘリオドーラも その一人なわけです。
娘になるカルディアは、その父にとっては婚外子になるわけですが…紆余曲折あってヘリオドーラが身 を引いた、ようなことになってるからだと思いました。「あてなさま」の世界ではえてして、親のために子供 が不幸です(マテ)
つうことは、気がついてしまったけど、ヘリオドーラが「あてなさま」にもいたら、サガの項で書いたエッダ たちの異母姉がカルディアに当たるわけですね…奥が深い。

所生…娘カルディア・マアトKardia=Maat(FE孫世代に同じような名前のキャラクターがいますが、気にし ないで下さい(笑)
影山 清香Kageyama=Sayaka
「あてなさま」で設定されたキャラクターの初期の一人です。「あてなさま」は、書いていた期間が六年ぐら いあるので、さかのぼればさかのぼるほど、その設定があやしいかをりをかもしているのですが、彼女 の設定も怪しさ大爆発です。
 清佳本人は千葉県生まれ、父母ともに全く普通の火で、父は海外回りの転勤族サラリーマン。まだ聖 闘士になるかならないかぐらいの対象キャラクター某を出会い、そしてむにゃらむにゃらとあったようでし て…ライラ、1985年生まれ。ちょとまて、物語始まったときにはいたんですか? いつそんなことするヒマ があったんですか? お父さん(旦那様)お弟子持っててそれどころではなかったのでは?ああでも、ア ニメと原作じゃあ違うから、アニメ設定(どう考えても成人顔)に即せばヒマはあったかな… ライラにして も、先のジュリアスにしても、「小宇宙スペシャル」以前に作られた子世代系オリジナルキャラ(クレセント は別)を見ると、父親の年がいかに高めに設定されていたかわかっておもしろいですね…半分が20歳っ ていうのは思いもよりませんでしたよ、まぢに。

所生…娘ライラLyra、息子リンLynn
藤森 佐保子Fujimori=Sahoko
何かの拍子で対象キャラクター某が操れるようになったタイムマシンで、約1000年前の京都に飛んでな んたらかんたら、というのがきっかけだったかなぁ。
それでしちめんどくさい経緯を経てサホは古代から嫁にきました。ええ。タイムパラドックスとか考えては いけませんこの世界(笑:つかもう、某の素性もうばらした気分なのは気のせいか)子
供も父親の周辺から引っ張って命名してあります。シェラタンの方がより父親似、かもしれないですね、 その後の生い立ちと課せられることになる役割的に。どのパターンに限らず、子供は男女ともにありと言 うのが多いですね。特殊出産率計算したら2.0越えてました。聖闘士の世界と少子化は無縁らしいです。 (少年が子供作っていいのかと言う疑問は、30近くなっても少年か、という疑問で相殺されると思って下さ い)
佐保は名前と設定を変えて創作「Stephanos」に出る予定…さあ、そこまで書けるか自分(マテ

所生…娘:シェラタン 息子:エニュアリオス


お目汚し失礼しました。最初のページに戻ります。


もうちょっと、ふかみにはまる?(作成中)