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サフィール 上フレーム
 ●サフィールについて●
 サフィールは、因香のオリジナル世界について普遍的に登場するある一人格の集合体みたいなものです。
 なんだか因香がとても怪しい人間に見られそうな形容ですが、「射干玉」の前書きで書いた通りに、因香は一時期ある形質の女性を書くことにはまりました。その内性格も固定して、どんな創作にもその存在が片鱗もでないことはない状態になったことがあったのです。
 もっばら彼女が出てきたのは、「ステファノス」のアリアドネについてでしたが、あの時は彼女の母からひ孫までの一代系譜が作れるほどのめり込んだものでした。桂子のところでもいいましたけども、ある意味私の理想とする私だったのかもしれません。GURPSで言えば基本が400CPぐらいあっても全然もったいなくないなんて、まあぜいたくな当時の私。
 今は紆余曲折あってそういうことも少なくなりましたが、私の中でやっぱり、サフィールはある種特別な存在だったりするのです。
 私が作ってきた世界と、常に共にあるのがサフィールならば、このオリジナル世界をまとめ上げるコーナーに、彼女の名前を冠することは、ある意味象徴的で感慨深いものがあります。
 以上サフィールに成り代わり清原がご挨拶申し上げました。
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