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登場人(猫)物

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すゑひろ◎すゑひろ(♂手術済)
本名:末広宣以ドンタコス寿司弱蔵(すえひろのぶためどんたこすすしよわぞう) 通称:すえ
因香がまだ大学生だった199×年、バイト先のブドウ農園でひろってきた王道パターンの猫。いわゆるキジトラ。
女性ばかりの因香実家で「長男」として丁重に扱われ、形成された性格はかなりあまえんぼの箱入り…いや、雄だから大店の若旦那か。
しかしその賢さは、因香が知るねんねこの中でファースト&ベストをほこり、狩りの腕もなかなかのもの。
2001年11月末、腎不全にて他界、享年7歳半。

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まりりん ◎まり(♀手術済)
すゑひろ没後、「すえのこと思い出すと涙が出てくら」という親方が、勤務先の駅で二三日迷子になっていたのをひろってきた実家の「四女」。はて、我らはいつ猫の妹などもちました?
背中は真っ黒、おなかは真っ白。名前こそ往年の名女優マリリン・モンローにあやかりつつも、枕草子にある「猫は」の条件を備えた由緒正しい?大和撫子。性格は、首輪がついてないと三味線屋に拉致られてしまうのではないかというぐらいフレンドリー。ご近所の人気者(らしい)。後からきたくろこを妹か子供のように思って、建物の中のなわばりをほぼ彼女に明け渡したらしい。壮年〜中年の男性が好きなおじさまキラー。

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くろこ ◎くろこ(♀手術済)
くろこ、くーちゃん、ジジ、ちっさいの(まりに比して)、ミルコ・クロコップと、好きなように呼ばれているが、本名はくろこに落ち着いた模様。
2003年早春、よるかとみおの姉一家が新居を建設した際、引っ越しを手伝った親方が新居周辺で事故りそうになって拾ってくる。(さすがにこれ以降は自粛をしているようだが、すゑひろの時のいきさつからして、この父にしてこの因香有りである。)
性格は、一言で言えば「ビビり」。警戒心強く、因香が帰省するとこたつから出てこない。時間が経てば撫でられるのもOKだが、不意な動きは苦手のようである。
家族で好きなのはおばちゃん(因香と実桜の祖母)。ごく幼少期をともに過ごしたはずの実桜も、だんだん「知らない人」になりつつある。

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○清原因香(きよはら・よるか)
このサイトの管理人その一。テキスト系、すゑひろフォト担当。
すゑひろの「お拾いママ」。因香が彼を拾っていきさつはすゑひろのプロフィールを参照。
婚家が実家から直線距離にして500キロと離れねしかも社宅住まいのため、猫のいる生活に飢えまくっている。
次住み替えるときは絶対にペット可…と、旦那に見えない圧力をかけている。

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○桂実桜(かつら・みお)
このサイトのまり・くろこのフォト担当。
因香転居後のすゑひろの日常的なケアを担当。この三匹のほかにも、いとこの猫のケアをしたり庭を通過するタナギ猫にも知り合いが多く、ある意味因香より深いところにいるネコババア予備軍。
両手に乗るほどのころの何ヶ月かを手塩にかけたくろこに最近忘れられているのが目下悩みの種。
最近、アメリカンカール♀「こな(通称)」を迎え、世話におおわらわである。
「『こな』をねんねこ部屋で紹介していい?」と一応尋ねたら「だめ」といわれたので、「こな」の日常に関してはシークレットである。

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○親方
因香と実桜の父。まりとくろこの拾いの父。猫のほかにもこれまでにセキセイインコ・ジュウシマツ・蘭鋳をブリーディングした過去をもつナマモノ系。しかしてその実態は、レーサーバイク(自転車)の遠乗りの後のビールの一杯がこたえられないウッドベースジャズをたしなむ鉄道屋。
親方という呼称はドラマ「鬼平犯科帳」の火付盗賊改方長谷川平蔵にちなむ。あのころは、マグロの赤身(猫にはお勧めできない)をアテに晩酌一杯傾けるかたわらにはいつも子分のすゑひろがいましたっけ。

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お市の方
まりとくろこの食生活に深くかかわる我らがおばあちゃま。
関東大震災を記憶に残す。
なにぶん、おばちゃん(発音は限りなく「おばあちゃん」に近い)の部屋は、夏は適当にすずしく、冬はほかほかなので、自然と猫だまりができる。おかげでまりも、すゑひろと同じように、「点灯していないストーブに近寄って暖を取ろうとする」技を覚えた。
世話するものがあることが、きっと彼女の長生きの秘訣なのかもしれない。

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