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<鯉児-Light version->登場人物と解説

■登場人物
ホウ統(ホウはまだれに龍)
この人の苗字の漢字は、どーやってもPC上で誰でも解決できる問題ではないのでモノの本 などご覧になると「おお、そう言う感じの漢字か」とご納得いただけるでしょう。
立場的には諸葛亮の兄弟弟子。この二人のどちらか一人でも持つことが出来たら天下が 取れるといっていたのに、どうして蜀は天下を取れなかったのでしょう、でしょうったら。
なお歴史では、この成都攻略戦で戦死してしまうのですが、死ぬとややこしいので、話には 途中から出てこないけど生きてることにしています。

春鶯
もしかしたら維紫以上に存在感があるんじゃないだろうかと。
二人はある種苦楽をともにした間柄、と言うことでしょうか。

□解説
まずタイトルは「りじ」とそのまま呼んでください。
それとして、武将とエディ子さんのラブの世界。ラブがすぎてこんなことになったらどないしま すのん? というのがそもそもの発想です。
ライトバージョンとしてあるのは、アレでナニに過ぎる部分を削除&推敲して、少し衝撃度を 薄めたためです。応報に対する因果までまるっと見てみたい人は、別途アップする完全版を 参照してください。
この創作は、時期としては「荊州夜曲」以後「維紫さんの胃痛」以前の時系列に相当する部 分に挿入されます。(歴史的に言うと赤壁前後〜漢中平定・蜀建国で、ここは成都攻略戦)
「さみしんぼの袋」とか「何とはなしに一日を」で時折のぞかせる維紫の包容力の原動力は、 意外とこんなところからなのかもしれません。
でも場の空気を読めないのは変わらないんだよなぁ。うーむ、場の空気が読めないというの ではなく、兵卒をまとめる指揮官の顔と、そうでないときの変貌振りのギャップがありすぎる だけかも。
ところで、維紫から子供(性別問わず)が出来たとして、雲さんはどんな態度取ると思いま す? ここでの二人は現代日本で言うところの事実婚みたいな関係ですが。
私には、それが想像できないのです。

■余談
歴史での趙雲は、母親は不明ですが息子が二人(趙統・趙広)います。ただ、五虎大将の子 孫については記述がとても薄く(張飛は例外です。娘が劉禅に嫁いでいるので)、趙雲伝の 中で、雲の死去を伝えに来、趙統は父の後を継ぎ(でも文官だったみたいな)趙広は将軍号 をもらい、姜維の北伐に参加して戦死したとあるだけです。