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<何とはなしに一日を>登場人物と解説

■登場人物
馬超
なぜか筆頭がこの人だ。よくわからないが私が書くとこの人はいろいろと話にうまく絡んでく れるので、話を進めるにはちょうどいいキャラクターだったりする…
途中で維紫の髪飾りを見立てるあたりは、たぶん元妻帯者の知恵。(伝読む限りではたぶ ん4人はいる。内訳:最初の正妻とはたぶん死別 妾の一人は故郷に置き去り、もう一人は 蜀に降った後張魯が家臣にくれてやり、臨終のときに息子と娘の話が出るが、その母もま た別にいるだろう、と)。歴史では五〇にもならずに没しているが、あっちの方もたいしたプリ ンスぶりである。
そう言う理由もあってか、なぜか馬超×エディ子はありそうで少ない。(夢小説は知らないけ ど)

趙雲
遅れてきておいしいところだけ持ってゆく。

卒伯三人娘
維紫の副官として今まで名無しちゃんだったのが、口調からして三人ぐらいいそうだとなり、 このように設定が付く。
 ・耀夏(ようか)…孫姓。普通に「ですます」調。じゃじゃ馬。
 ・金蓮(きんれん)…藩姓。語尾が「ぁぃぅぇぉ」。ギャル系。
 ・芙陽(ふよう)…龍姓。語尾が「〜」傾向。不思議ちゃん。
また彼女達(維紫隊?)の中の不文律として、職務を離れた場所では維紫を「大姐(たーち ぇ)」と呼ぶことにしているらしい。

春鶯
初出はここ。彼女のことは魏延との話「春鶯囀」を参照のこと。ここでは、維紫の卒伯の一 人で二胡の名手であり、転属が決まっているということだけが設定されている。

維紫
「さみしんぼの袋」のあのかいがいしさはどこに言ったのかと言うほどだらしなく登場。
うっかりおっとりぼんやりを、卒伯といい、よく支えているものである。

□解説
 登場人物だけはやたらめったら多い。
 卒伯三人娘の上の二人には、実は名前にモデルがある。卒伯達はなぜか二字の名前が 多いのだが、これはもしかして字か源氏名でも名乗ってるのかしらん。
 それはともかくとして、これを書いているうちにふと思ったこと。
「これって…趙雲×エディ子←馬超?」
そう思いたくなるほど馬超率が高い。実は、馬超ってどういうエディ子であたれば面白く展開 するのかよくわかんないんだな。耀夏や雲緑(反三国志に出てくる馬超の妹)みたいな跳ね 返り系がタイプなのか、それともその逆か…?
 本当は、一番書きたかったのは、趙雲が合流したら、馬超が気を利かせて三人娘を連れ まわし、その間にラブっぽいことを…などとおもっていたら、そんなことしてるまもなく奴ら帰 ってくるし(笑 二人が余りにもどかしいのに中っ腹になる馬超が書きたいのか自分は、と。
 馬超×エディ子、ハードルの一つである。いっそまじに趙雲と取り合いしてもらおうか。