百人一首で遊ぼう…いやまぢに。

 ♪タコあげすんだらカルタ書き初め姫はj…げっふんごっほん。
 百人一首、ご存知ですよね。
 私は百人一緒に隠された暗号とかどうとか言うことは全然分かりませんが、百人一首で楽しく遊ぶ方法をここでお伝えすることは出来ます。
 思えば一昔ちょっと前、私が高校生のころ、冬休みの宿題といえば「百人一首100首暗記」だったのを思い出します。無駄な努力は大好きです(笑

 さて、今からここでお伝えする百人一首の遊び方は、(まただいたいご想像もつきましょうが)、百首の丸暗記など全く必要ありません、絵札の見分けがつけばいいのです。

■坊主めくりで遊ぼう
 ・推奨人数:3人〜5人ぐらい、無理すれば8人ぐらいまで
 ・必要なもの:百人一首の絵札
□遊び方。
 1.百人一首から絵札を全部抜き取り、絵を下に一つに積み上げておく。
 2.じゃんけん等で順番を決め、プレイヤーが順番に絵札の山から一枚抜く。
 ・絵札が男性…そのまま手札になる
 ・手札が僧形…取った札も含めたすべての手札を放棄する(取り札の横に、絵を上にして積み上げる)
・手札が女性…放棄された手札をすべて自分の手札にできる。(放棄された手札が無い時は男性と同じ)
 3.下向き絵札の山が全部なくなった時点で、一番手札が多かった人から順位決め。

 シンプルですね。大変シンプルです。これなら、札が何枚かなくなった古い百人一首でも遊ぶことが出来ます。
 推奨人数が5人程度としたのは、以下のオプションルールを効果的に機能させるための者です。

□オプションルール<仏罰>
・あらかじめ、プレイヤー人数−1の坊主札と、一枚の姫札を用意する。
・札の取り方が坊主→坊主(略)坊主→姫になるように重ねる。これを爆弾とする。
・絵札の山の途中ないしは最後に、この爆弾を仕掛ける。以上の作業は迅速に遂行されなければならない。

この爆弾は、手札が大移動するので、結構盛り上がります。ただ、しまう時によく手札をシャッフルしないと、仕掛けたはずのない爆弾で自分がやられる可能性があります。

□手札が関係ないオプションルール<蝉丸ちゃん>
 ごく単純なルールですが、こんなのもあります。
 絵札の中で、蝉丸(これやこのゆくもかへるもわかれてはしるもしらぬとあふさかのせき)は、後ろ向きで書かれることが多いです。なので、蝉丸を取った人にたいしては、手札の放棄プラス
「せーみまーるちゃん」
の掛け声で見返りながらにっこり笑ってもらうとかいかがでしょう。

 ちなみに、この坊主めくりには副効用があります。
「何度もやっているうちに一首二首は空で覚えられるようになる」
 一家に一セット、百人一首いかがでしょう。