特別企画
ワイドショー(魂ではない)

正直、ひるのワイドショーの感覚で読んで下さると大変助かります(笑)
 

そのいち・系譜を作るといふこと

まず断わっておきますが、私は好事家であってフェミニストではありません。

じつはFE聖戦って、とりあわせにもよるけど「逆玉(死語)」が多くなるんですよ。でもそれが面白い。
「系譜を補完(穴埋め)する男って、面白すぎるじゃねーか!」
考えても御覧なさいよ、古今東西、こんなに女性主導の家系図なんてあたしゃ見たことないぞ!?

系譜の話です。系譜には母系と父系というのがあります。
たとえばわかりやすいところで(タテに見て下さい)

    バイロン
      |
    シグルド        キュアン
      |             |???????┐
      セリス         リーフ    アルテナ

これが父系図です。で、母系図というのもありまして、

      バイロン
        |?????????┐
ディアドラ=シグルド       エスリン=キュアン
      |               |??????┐
      セリス           リーフ   アルテナ

大変大雑把ですがそういうことです。(本当はバイロン卿の奥さんがわからないと完全な母系図にはなりませんが)
で、よっぽどやんごとない筋になれば女性でも系譜に残ることはあります。(まあ、上の例でも残ることは残るでしょう。…日本ならその存在だけで天皇の娘でもファーストネームが残らないなんてことはままあることです。これから例をひくイザーク王家の系譜だと、製作者側のイメージが中近東入ってるぶん、女性の名前が残りにくいかも知れません)
たとえば(名前の後の数字はこの系譜内での王位の継承順)

      マナナン1
         |????????┐    
   ♀=マリクル2     アイラ
     |            |??????┐
   シャナン3       ラクチェ   スカサハ

というばあい、普通アイラって王女(王妹)ですから、平時ならどっか嫁ぎますよね(時代設定柄生涯純血を誓って修道院に入るなんてことがない限り)。ということは、アイラから下の兄妹の系譜というのは、嫁いだ先の系譜に組み込まれることになりますねぇ。でも、ゲームでの彼女の結婚を無理矢理系譜にのこすとなると、

     マナナン1
        |????????┐    
 ♀=マリクル2     アイラ(ユグドラル暦7××年××家に嫁ぐ)
   |             |??????┐
 シャナン3       ラクチェ   スカサハ

てことになりはしないでしょうか。それぐらい、FE系譜の男達(特に前半の)の身分は低いんです。(気がつきにくいことかもしれないけれど、クルト王子が健在で無事に即位して、しかもディアドラの出自がもっと早く公になっていたら、シグルドなんてやすやす手も握れない存在だったかもしれないんだ…)
この時代設定としては本来不可分の「紋章(エンブレムでなくエスカッション)」システムでも、王女が一介の騎士風情と一緒になったら奥さんの紋章が旦那に組み込まれると言うことになる。たしかに妻ではあるけれども、実家の力が相当強い、夫は半分マスオさんですね。
さて、ここで気がついて下さい。われわれ系譜のプレイヤーは、「(ユグドラル暦7××年××家に嫁ぐ)」の、その「××家」を指定して、歴史の教科書には絶対に載らない系譜を作っているんだちゅーことっす。
少なくとも俺はそういうつもりっす。

 とはいえ、あまり身分と言うものをかんがえないほうが御時世(今の)にあっていいのかも知れません。ゲームでも、エーディンと結ばれたミデェールぐらいしか身分がどうのとか考えてないですけどねぇ。でもゲームでも、女性は夫の身分について立場が浮沈するというのは否めないことですから、逆にレヴインをめぐったあたりなんどというのは王太子妃の椅子をめぐってのある種の開き直りすら感じたりして。(オープニングデモにもちらほらと)そういうそういうのをおしのけて、レヴィンが他の誰かを選んでくれるってのならまたロマンかもしれない…(エムブレ系譜のメディアミックスでは、やっぱりゲームではあまり気にしていない「身分」というかせにそれなりに苦しんでいるのでいい。)
でも身分で子供作ったらあんまり使えないっすけどね。イレギュラーばっかりだし。
 

そのに・さよなら三角また来て四角

 前半の後半から後半全体にかけて、セリスの扱いがだんだん
「シクルドの息子」というよりは「ディアドラの息子」
になってゆきます。対ユリウスあたりのことは、お家騒動ではよくある
「『庶出の長男』VS『嫡出の次男』」
なんですけど、この場合、「庶」だとか「嫡」だとかいうのがお父さんに依存されているのを見のがしてはいけません。
4章の某村で、出現して認知されたクルト王子の娘と結婚したアルヴィスについて、
「これでお子さまでもうまれようものから、ご夫君であるアルヴィス卿の勢力はますます強くなるだろう」
なんてセリフが出てくるところからも、アルヴィスはどちらかというと嫁をとったと言うより、あくまで夫と言う身分で代理にハーバラの権力をまかされたのだろう、という事情をうかがうことができます。
一方、セリスの出自については公然の秘密(少なくともイザークでは)らしいのです。ガネーシャ制圧した当たりでレヴィンがそんなようなことを言ってますし、何より、セリスを皇子と呼ぶところに、今やグランベル帝国の皇后になったディアドラの影響が出ているとように感じます。それはそれとして、問題は、恐れ多くもグランベル帝国の総領姫(配偶のアルヴィスが皇帝を名乗ってはいるけど、それって妻の七光りだと思う)の「庶子」なんていうものが
「僕のお母さんは今の皇后陛下です」
とひょっこり主張し始めて、「結婚前」のディアドラの貞操について誰も何も気にしなかったのでしょうか。(特にバーハラ当局…)もみ消すなりなんなりする努力はあってもいいなんだけどなあ。ゲームではセリスを迎え撃つ敵さんたちも、「ディアドラの面目を潰す奴」という見方はしていないし、ダンナのアルヴィスもそのへんは感知せずだったか。「いったいいつのまにそんなよそに子供ができてたんだ?」という疑問は、
認知されるまで市井にいたと言うことで帳消しになってしまったのでしょうか。
…アルヴィスに関しては、すでに5章のあの場面あたりからしていた嫌な予感が適中してしまったというほうが当たりかも、知れません。
(自分にも身に覚えがあったのでしょう←剣呑剣呑)
「結ばれた」時点で「この麗人には過去に何かあった」と感じてくれないとちょっとアルヴィス様コドモ。(下劣)
 3章冒頭で、ディアドラは出産直後だと言うことがわかります。
 そして。マディノ城を制圧してから、ディアドラ失踪イベントがあるのですが、いくらなんでもそれまでに一年も二年もかかっているわけじゃなし、
 大体、経産婦と言うのは何年たっても経産婦なんですから(笑)
(一番いい例が、これを読んで下さっている方々のお母さんかな。)
 
これは上のはなしと、直接の関係はありません。
「出産直後の女性が記憶を失った場合、体になんらかの変化があるのか」
「体も、自分にあったことを忘れてしまうのか」というのが、かなり気になります。

付記:トラキア776でサイアスなるものの存在を知って、セリスの存在とディァドラの面目のことに何も見解を示さないアルヴィスについて、「やっぱり身に覚えがあったんじゃないの」と下世話なツッコミが入ってしまいました。
 そのサイアス、序章時点ですでに10才近いんですな…
さて、ディアドラにあうまでは(いやあってからも)無類の女嫌いだったと言うアルヴィスの設定はどうなったのでしょう… 酩酊児か?(待てい)
 
 

そのさん・シルベール砦最後の数時間

2章開拓村の中に、おばさんが
「あたしらいつもうわさしてるんだけどさ、エルトシャン王とラケシス姫様、兄妹にしちゃ仲よすぎると思わないかい?」
という村があるのは御存じでしょう。
えてして、後世こういううわさが残るんだって感じがすごくするんですが。
それが歪んで、「兄妹××の仲だった」とか、「アレス王の右腕となって彼を助けたデルムッドは、実はその関係により生まれた」とか、ことと次第によっては「アレスの后になったナンナは以下同文」とか、果ては「アレス本人が以下同文」とか、「アレスとデルムッド、そしてナンナは全員以下同文」でしかもナンナ×アレスだったとか、そういう風聞だけが遺っていったとすると、ノディオン王妃とラケシスの夫の立場は一体どうなってしまうんでしょう。それはそれで呪われた一族とかいわれていい話の種になりそうだ。

後世の好事家は、かなりの興味を持ってこの話題に接する気がします。
おそらく最初のうちは、ラケシスの見た目で。
ラケシスがうまれて数歳まで、バーハラにいた兄とは面識がなかったわけですし、「これがお前のお兄様だよ」と突然示されたところで、はたして「兄妹付合い」なるものがスムーズにゆくのか、おそらく深窓の令嬢だったラケシスは、一番身近な…ふつうはえてして反面教師になりがちな…異性の一種が、自分にとって理想が服を着たような存在だった場合、「それは、好きにならない方がおかしいでしょう」と。(え、彼女の理想は裸なのかと言う突っ込みは聞きません(笑))
ところで、エルトシャンがバーハラの士官学校から帰郷したのは、…あくまで想像ですが…「王の交代」という事情(ぶっちゃけた話おやじさんが死んだから)ではないでしょうか。
王様とは大変なのです。国をおさめる以外に、しなければならない仕事がありますから。
こと「系譜」というゲームでは、古の聖戦士の血統が規模の大小あれ為政者の血統という二重の意味を持っています。王統を絶やすことは血統を絶やすことと同じことになります。王の交代にと同時に、次の王を作ると言う使命は、すでにはじまっていたのです、彼の場合。同じくは早く。

ここで王妃の出番になり、好事家の視線は彼女の見た目に移ります。
なんでそうなるのかというと、そのほうが感情移入しやすくなって妄想も出やすいと言うことです。
トレジャーに従い「グラーニェ」と呼ぶごとにしましょう。
トレジャーには、彼女についたキャプションで、「半ば政略結婚」と明言されています。王統も血統も、どっかのマンガの現人神様(笑)ではないのですから、単性で維持できるなんてことはありません。グラーニェが嫁いできた事情の一端は、ほかならぬ「そういうこと」にあるのです。

ここにいたって、まことしやかな前提が現れます。
「エルトシャンは果たして、配偶としてはグラーニェを遇したが、妻としては遇したか」
ここは否とした場合、グラーニェの物語はがぜん面白いのです。あくまで自分は王の体面を保つ物である。(王が未婚だと、その王は人間が完成されていないと考えられたのは確かです)ただ、いかに自分より他の女性に王の関心が常にあったとしても、その女性が、夫と「無関係」ならば、自分が王妃(形だけでも公然の妻)であるというプライドでやってはいける。
ただ、問題なのは、「その女性」が、夫にとっては妹と言う血縁であるということなのです。
冒頭に戻ります。おばちゃんがああ言ったあの時点で、すでにグラーニェはもちろんアレスすらいたという事実を忘れてはいけません。
その二つの存在がありながら、それでもなお、世間にそう言わせざるを得ないそういう関係、グラーニェがよほどの鈍感か世間知らずでない限り、察知できないはずがない。病弱だったからというのは建て前で実は愛想がつきたから実家に帰ったっていう考えはしちゃいけませんか?
その病というのも、夫と妹と空間の中に、無理をしてでも、自分のプライドを保ったままそこに存在しようとしたストレスでないかと、そうつい勘ぐってしまうのです。王家の鉄のカーテンの向こう側のことでしょうから、グラーニェの思いはおそらく、なかなか表には出てこないことでしょう。でも、二人の間に入れない疎外感と言うものは、あったにちがいないとおもうのです。

では、ラケシスは、そうしているグラーニェをどう言うように見ていたのでしょうか。
ゲームの中では語られません(脱線しちゃいますからね)。
後世の好事家にしてみれば、理不尽なまでに溺愛してくれる兄との空間の中で、突然はいってきた「異物」がグラーニェではないかと考えたほうが、話の座りがいいでしょう。俗に、「小姑は鬼百匹」といいます。ラケシスは二百匹分ぐらいありそうですが。
いままで自分のものだった居場所がある時を境にグラーニェのものになる。
グラーニェが努力しようとすればする程、ラケシスも、今持っている物をそのまま保持しょうと意固地になるでしょう。
あとは「泥試合一本勝負」です。昼ドラも真っ青な偽善と当て擦りに満ちた世界が、彼女等にはあったのではないかと…

さて、ここまで来て、何か忘れていませんか。
「で、当のエルトシャンはどうおもってるわけ」
例えば、今まで妹と二人だけで持っていた空間に、突然グラーニェを入れたとします。
グラーニェは、いかに政略結婚とはいえ、アレスもうまれるような事態になれば、そこにうっちゃっておけるような間柄でもないし感情でもないと思われます。
ただ、ラケシスは妹です。ついでに、おばちゃんのごとき下々のものに、ああいうように勘ぐらせておいて、なんのフォローもないのですから、…ひょっとしたら、「仲がいい」といううわさをかなり良心的にとらえていたのかもしれませんね、王様は神経質でも勤まらないでしょうから(笑)。
 
 

そのよん・両手に…枝!

かつて時間にして何十日という程度の短い時間、「トラキア776(とらなな)」には「任天堂設定(と因香命名)」がありました。
とらななを開発するに当たり、聖戦子世代では流動的だった父親欄を、仮に固定した設定です。
もっとも分かる例としては、フュリーの息子のセティが、シレジア王子(しかも神器持ち)として登場した…つまり父親がレヴィンに設定された…事です。とらなな開発にあたって仮定された両親ではありましたが、これは聖戦からの話のつながり、そして各キャラクターの置かれた設定からして、新しいデフォールトとしても過言ではないベストマッチなパターンとも言えるでしょう。
このほかに、「任天堂設定」として父親が仮決定されたパターンとして、とらななのヒロインともいえるナンナとその兄デルムッドがありましたが、彼女らの場合、聖戦段階にあっても父親に特別の指向性(各種コマンドによって好感度が別に設定されるのとは別の、特定の人間について差別化された初期値)のほとんどないものであったことは、プレイされたこうがあれば何となくお分かりいただける事ではないかと思います。
任天堂設定では、最初ナンナの父親については取り上げられていませんでした。が、シ紹介キャプションとして「フィンの娘として、素性を隠し」というように表記されたので、一部ファンはこれにそうとう浮かれました。(はい、私も… 文章自体、文字になっていない場所で何を補うかで主旨の違うものになりそうなものではあるんですけどね。「レンスター家中(フィンの実娘)だからその事実を隠さねばならないのかどうなのか」ってやつですね、ラケシスの娘である事はバレバレなんですから…)
ところがその後、父親に関しての「任天堂設定」が表記されるようになりました。が、その父親欄にあったのはベオウルフ。(彼がフェルグスの父親らしいと言う表記も同時にされていました。消滅した今になってもこの設定だけは支持している私…)
冷静になって考えれば、まあ、妥当なせんというところです。ベオウルフはなにより(ブラフではないかというツッコミはさておいて)ラケシスの兄エルトシャンの友人という鳴り物入りで登場しています。その設定と言う点で、他のキャラクターより頭一つ抜きん出ているわけですから。のみならず、アイテム「ベオの剣」の使用制限について、フェルグスとデルムッドが共用できると言うのも、この任天堂設定から来たものと、納得できるものであります。(つまり、ここでも微妙に三兄妹が形成されていたわけですな…  しかもこのとき、三人がそれぞれ半兄妹(フェルとデルが異母、デルとナンナが異父)なんていう吹っ飛んだ考えとか、「そっか、娘じゃないんか、じゃあナンナ×フィン」っておっけーになったのね、なんていう吹っ飛んだ考えしました、ええ。)
その後なぜか、この「ナンナの父親:ベオウルフ」という「任天堂設定」は消滅しました。また前のように、誰でもいい状態に戻ったわけですが…その理由は私にとっては永遠のナゾとなりました。(まさか、フィンラケ派とかデューラケ派とかノイラケ派とかアゼラケ派とかが猛抗議を送ったから??)
 

そのご・朴念仁は僕人参

 さて、とらななの冒頭を思い出してみましょう。フィアナ村で、マリータと一緒に捕らえられたナンナに対して、レイドリックとその部下の間でこんな感じの会話が交わされます。(会話は要旨であってゲームの表記とは一致しません)
部下「リーフは逃しましたが、その家臣フィンの娘は捕らえてございます」
レイ「うむ、この娘、母親はノディオン王女と言うが、母親ににてなかなかの美形…」
この会話から分かる事…
・ナンナの母親がノディオン王女つまりラケシスの娘であったことは既に知られている
・と同時に、リーフの部下フィンの娘だ、というように認識がされている
数学の三段論法見たいにこれをまとめると、
・ナンナはラケシスとフィン、二人の娘として認識されている
と言う事になります。
が、これがすなわち「ラケシスとフィンは夫婦関係にあった」とは、言い切れないのがなかなか面白かったりします。なさぬなかの親子関係を便宜上実言い習わす事はよくあることですからね。(歴史上だけではなく私達の身の回りの通俗的な事としても)とらななでは確実にラケシスをつ妻扱いにしていないし…セルフィナはそのことを突っ込みたかったのだろうか、さてはて。
…サイトの中で決定づけといてよくも抜かすな、と御考えの向きもあるとは思いますが、聖戦からの話の流れからしてフィンラケって決して主力な意見じゃないですよ…閑話休題。
実の親子ではないけれども、もろもろの理由で親子として扱う場合と言うのは、いわゆる「養女」とか、歴史的には「猶子(ゆうし)」とかいうように呼ばれます。フィンに関しては、聖戦においてジャンヌとか(聖戦のナンナは実子の場合があるので考慮外)、あるいはとらななのナンナが「猶子」という立場になると思われます。養女よりは外面を整えるための親子関係、と言う意味合いが強いです。(日本では過去、政略結婚への手続きの一環として用いられたことが往々にしてあります)
…「親」になる二人にしても、いろーんな外からの攻撃を避けるために「仮面夫婦」
を装う可能性は否定できません(仮面夫婦が実質の関係になったとて、それは私達が気にしてはいけないような気がしてげふん)
 …大体、夫婦関係がないばあい、基本的な二人の間柄は「貴女と騎士」であったのではないかなぁ、と漠然と考えてみたりします。
 貴女(ダァム)は騎士が心の恋人として仕える相手の女性の事です。身分が自分より上にある既婚の女性で、自分の主人の奥さんであることが多いようです。エスリンがフィンにとって最初の貴女であろうことは想像に難くありませんが、それはまた別の話。
 紆余曲折があってレンスターにやって来た(おそらく、グラーニェの縁もありましょう)ラケシスは、新しく貴女になるのに十分な資格がありますものねぇ…貴女はあくまでも心の恋人として、彼女について一切の劣情を抱く事は禁忌とされています(想像でもいかんのです。アーサー王の騎士の中のランスロットは、他人の変装であっても貴女としていたギニヴィアの姿とむにゃらむにゃらした事で評価がおちているとかなんとか)。貴女にして手を出さない事を自らに強いて日々を過ごしていたとしたら、…フィンの臍の下はいったいいつ目を覚ましているのだろうかと不安にすらなるのでありました。(…騎士時代のヨーロッパでは、聖書を根拠にして自慰をタブーにしておりました…おそらく、適当に侍女か町の娼婦を食ったのでしょう。)

ああ、まとまらねぇ…