(2003/12)
[ 目の医者に行くの巻 ]
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…といっても、私がじゃありません。旦那がです。 というのも、職場の健康診断で眼底検査なるものがはいり、 「眼球乳頭陥没」とやらなんやら、とにかく、目玉と視神経の繋がってるところの形が変だから要精密検査、 ということになったのです。
旦那は、昔から目のいいことが自慢です。 職場が一日中モニター画面画面眺めるような場所になっても、 家に帰れば自分の端末のモニターをなんのかのと凝視してて、 それでも視力が量目とも1.5からおちたことがないと、意気揚々私に語る男です。 その旦那が、職場の目の検査で「視力1.0からおちた〜」と意気消沈して帰宅したのが何ヶ月だか前のこと、 それに合わせて受けた眼底検査で要精研の診断が出て、よっぽど危機感をいだいたのでしょう、彼は職場から家の私に電話をかけ、 「駅前でやってる眼科の電話番号しらべてくれ、たしかあったやろ」 といってきたのが数日前。 ところが、私たちの住んでいるところは、隣の市との境目が駅の周辺で変に入り組んで、タウンページから検索ができず、 彼は結局、自宅が近所の上司の方に案内を乞うて、精密検査を受けてきたのでした。
旦那があわてていたのを、後になって理由を聞いて納得したフシもあるのですが、 彼の眼球の変形は、緑内障の前触れになりうるたぐいのもので、だからこそ精研があり、その結果は、 「今は異常はないが定期的な検査は継続すべきである」 というものだったようです。それよりも旦那は 「あの眼科で視力検査したら、両目1.5やったで。そー簡単におちるわけないもんなー。大体職場の検査がわるいや、最新式かなんや知らんがゲームみたいで操作わからへんかったしなー」 とけろりとのたまっていました。
これを書いている現在も、旦那は自分の端末でネット生活にいそしんでいることでしょう。それが彼の普通の休日です。 明日は夜勤で、会社のあちこちからもたらされる各種情報を処理する、これまた目を酷使する仕事が待ってます。
精密検査で異常がなくて、でも、公私問わず端末を見ることで目を酷使していることを、ほかならぬ私が一番心配してるのですよ旦那。 端末のぞいてキーボード叩く旦那の横で憎まれ口叩くのも、その心配の裏返しなんだから、それはどうかわかってちょうだい。
たまにはさ、パソの電源切って、近くの池でも散策しようよ。 そういう休日も、あってもいいと思うんだ。
2003/12/29(Mon)
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[ 今年も一年ありがとうございました ]
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今、新年用の挨拶を作ったところです。 (サルはなかなかいいデザインがなかったので、シュールな仕上がりになりましたが)
リアルではちょっと、体の動かない状態ですが(年の瀬に生理来さす様に調整されたのを今後悔している自分。来る前〜来ている間寝込むのをすっかり失念していた)、 まあふだんから散らかさないように気をつけている(つもり)なので、(散らかる、のと、片付かない、のとでは、微妙に違うような気がする今日この頃)なんとかなるでしょう。
今月書ききれなかったもろもろの雑記。(一名もらいもの雑記) ・先月、姪の七五三(はやいな〜彼女ももう三歳か)のお祝い返しで姉からマグカップをもらう。「あんたに似合いそうなデザインにしといたよ」と前もって電話で伝えられていたので、わくわくとあけてみたら金魚とパンダの二種類。パンダはちゃんちゃんこを着て鳥獣戯画のように遊んでいる。「わかったよ、ねーちゃん。たしかにこれは私に似合いそうだ」愛用してまっせ。 ・実家の母から米とネギをもらう。関西の青ネギより関東の白ネギのほうが愛着があるので非常にたすかる。しかし、少なくていいよといったのに、30ぽんぐらいまるって届けられたのは有り余る親心ですか。去年は、箱のまま保存して最後はスカスカのネギを食べていたので、駅近くのダ×ソーでプランターと土を買い、とりあえず植えておく。多分最後までシャキシャキ食べられるだろう。 ・「信長の野望」という、歴史シミュレーションゲームがある。これがオンラインに進出するそうだ。ようは、「あなたも戦国時代の一市民になって生活しよう」みたいなコンセプトらしいのだが、ベータ版テストに登録して巫女をプレイ、これが楽しい。はまる。そして、寝不足になる。ネットゲームというのは、おもに夜動くのだなぁと再確認しつつ、病気の関係で、すっかり朝型が定着していた自分万歳。このごろダウントリムなのは、寝てないせいもあるんです。先生ごめんなさい(こらこら
来年も、最高でなくていいから、そこそこ幸せでありますように。
2003/12/27(Sat)
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[ すべてこのよはこともなし。 ]
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医者に行った。 「嫌なことは嫌といったほうがええですよ、家族でも」 といわれたが、家族だからこそ、言ったらいかんボーダーがあるんじゃないんかと。
2003/12/19(Fri)
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[ クラフト雑記〜備えあれば嬉しいな編〜 ]
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実際の行動は、もっと前の話だったりするわけですが… 社宅には、作り付けの家具、というものがあります。 うちの場合は、台所と洗面台。 しかし、その洗面台がくせ者で、築20と数年(実家とあんまりかわらない)おなじものらしく、 流しの下の収納スペースの底の板が、長年の湿気でたわんでモノを載せられない状態になってしまっていたのです。 なるべく使わないで、入れるものはぞうきんタオル程度にしとこうかとおもっていたのですが、 それではただでさえ狭い(風呂+洗面+洗濯機置場で3畳もないでしょうな)水周りがもっと狭くなってしまいます。 と、いうことは。使い物にならない流しの下を使い物にするようにしなくてはならない。 でも、社宅備品なので、勝手に新しいものにすることは出来ない (したら、でる時に「現状復帰」といってわざわざぶっ壊れているものに戻さなくてはならない可能性がある) ので、底板の負担を軽くするように、上に新しい板かスノコを置こうと、そう思い立ちました。 「でも、材料なんか、どこで調達すれバインダー?」 近くに製材所があって、廃材をくれるらしいのですが、確かめるにはちとはずかしい。 だからといって、かわりの板やすのこの原料になる細い木材は、買うといってももったいない。 でも、はよ修繕しないと、ものが片づかない。 家にあるもので何とかならないだろうか。板はないけど、スノコなら、作れそうな気がする。 材料…(がさごそと食器だなをあさる) あったじゃん…店屋物の割りばし。
体調がよくない時など、ついつい出前に頼ったりしてしまいます。 店も心得たもので、あらかじめ割りばしを数本と返却時に器を入れる袋なんかセットにしてもってきたりするし、 出前とっても、自前の箸で食べたりするなんてことが重なって、 二人暮らしの家に長短十何膳という割りばしが置き所をなくしてうなっていたというわけです。 そして、私の頭の中には、10年あまりたしなんできたガールスカウトのクラフト(工作)ノウハウがある。 オレブ・ベーデンパウエル夫人、あなたの時代を超えた弟子は「Be Prepared(備えよ常に)」の精神を忘れてはいませんでしたわ。
冗談はそれとして、早速作業開始。 材料:割りばし/適量 荷造りひも(平べったいやつ)/適量 1.流しの底の内寸を測り、だいたいの大きさを見積もる。 2.割りばしを割る(使う時のようにパッチン、と。別れている方の端を持ってゆっくり左右に開くと、変なふうに割れにくくなります) 3.縦の長さは割りばし一本では短いので、つぎ足して「回し結び」でくくる。(2本) 4.長いほうを縦として、割りばしを格子状になるように「蛇腹結び」でくくってゆく。 5.最後は「本結び」でおさえて、流しの底板の上にセット。
上に洗剤や漂白剤の付け替え用を入れた籠をセットしても、重さはスノコが受け止めてくれるので、底板はこれ以上たわまない。 スノコにしたから通気性もある。 余った場所には同じようにスノコほどではない枠を同じようにセットし、ぞうきんタオルの入った箱を置く。 おお、すっきり。
気がついたら、荷造りヒモをひっばりつづけていた指に、水膨れが出来てました(汗)でも、それだけのカイはあるものが出来たと思います。
実は、ガールスカウトでは、私が割りばしと荷造りヒモで作ったようなことを、野外キャンプで割った竹と麻ヒモで作らされたのです。 だから、でき上がったものはキャンプ期間中の家具としてそれなりのサイズになりますし、 その上で料理したりするぐらいの強度で作らなくてはいけなかったのです。 (今はどうなのかわかりませんが、私が指導される年ごろの頃はそうでした。キャンプではその出来も評価されたりしてね) 選抜されて県代表とかになったりすると(全国規模でキャンプをやったりする)、自分の作業テクニックを見せるために、まさに割りばしでミニチュアを作ったりした人もいました。
嫁に来る前に活動をいったん止めてしまいましたが、知識ってのは残るものなんだなぁと再確認した午後なのでありました。
2003/12/02(Tue)
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